[ai] 知ってほしい!大相撲には「死に体」と「足の甲がついてはいけない」ルールがある!

こんにちは^ ^

ペパーミントあいです。

横綱白鵬の審判批判騒動、横綱がテレビ番組の冒頭で謝罪し、一応の幕切れとなりそうですね。

 

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白鵬がテレビで謝罪

「こんな簡単な謝罪で終わらせるつもりか!」と叩いているメディアも多数ありますが、相撲協会は師匠の宮城野親方(元竹葉山)を通じて注意をし、これ以上の対応はしない模様。

参照 : 白鵬、スマステで批判問題を謝罪「お詫びしたいです」 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース

叩かれている原因としては、

「何に対する謝罪なのか明確に述べられていなかったこと」
「その後行われた白鵬杯での記者会見で、本件に関する質問を受け付けなかったこと」

が挙げられるかと思います。

本件に関して、わたしは過去にこんな記事を書かせていただきました。

[ai] 白鵬の「なぜ取り直しなのか」発言の真意は、苦言ではなく越えられない壁へのモヤモヤに感じました » ペパーミントダイアリー2
[ai] 白鵬に審判批判問題について、2つ、誤解があると思われること » ペパーミントダイアリー2

白鵬関がこのような発言に至った理由は、33回目の優勝という大記録がかかり、精神的に余裕がなく、日頃抑えていたお客さんの日本人力士へのあからさまな応援や、外国人横綱だからと心無い発言をするマスコミやその他横綱を取り巻く様々な方々への不満が爆発してしまったものと思っています。

多くの相撲ファンの方々も、同じように思っているようです。

スマステーション、わたしも見ましたが、何に対する謝罪なのか、明確に述べられてはいませんでした。

個人的には、周りの心ある方々からの説得で、これ以上立場を悪くしてしまわないよう一応の謝罪はしたけれど、白鵬関自身がこの件に対して、本当の意味で心の整理がついていないのではないかなと思いました。

 

問題は「目上の人たちに対して上から発言してしまったこと」と「間違った認識を広める言動」をしてしまったこと

今回の審判批判騒動、そもそも何が問題なのかというと、勝負審判の親方衆という目上の人たちに向かって「ちゃんと仕事しろよ」と上から物を言ってしまったことと、ちゃんとルールに基づいての取り直しであったにも関わらず「疑惑の一番」などと言って、一般視聴者を不安にさせてしまったことだと、わたしは思います。

とかく、各スポーツ誌は前者の問題を「品格問題」として取り上げることが多いようですが、わたしはむしろ、後者の方が問題だと思うのです。

 

勝負審判はちゃんと相撲のルールに基づいての判定していました!

困ったことに、この審判批判騒動を受けて、「白鵬は間違った判定に対してノーと言っただけなのに、つまらないプライドにばかりこだわっている親方衆は激怒した」と、勘違いしてしまっている方が多いのです。

でも、問題の一番。物言いもその後の取り直しの判定も、ちゃんとルールに基づいて行われています。

 

相撲のルールでは、足の甲がついてはいけない!

↑で紹介した記事でも書かせていただきましたが、こちらの写真を見て下さい。

稀勢の里の体が落ちる前に、白鵬の足の指が裏返り、甲が土俵についてしまっています。

相撲のルールでは足の裏以外の体の箇所が砂についたら負けとなっているので、足の甲がついても負けなんです!

そのため、当日勝負審判を務めた親方の中には「足の甲がついているから白鵬の負けだ」という意見も出たくらいだったのです。

参照 : 白鵬に厳重注意!!「子供でも分かる」慢心発言に協会激怒 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース

 

取り直しになったのは、稀勢の里の体が「死に体」と判断されたから

そうなると、「じゃあなんで取り直しなんだよ!?稀勢の里の勝ちじゃないのか??」という話になってくるかと思います。

記事には詳しく書いてありませんが、恐らく、稀勢の里の体が「死に体」と判断されたものと思われます。

「死に体」とは、文字通り、「体が死んでいる」という意味。

例え足は土俵の外に出ていなくても、体は落ちていなくても、一方的に攻められて完全に反撃出来ず勝ち目のない状態になると、「死に体」と判断されます。

完全に体が宙に浮いてしまってとても土俵の上に足の裏から着地出来ない、あとは落ちるだけの状態などが、よく挙げられます。

その場合、仮に相手力士の手が先に土俵についたとしても「かばい手」として認められ、先に体が死んだ方の負けとなるのです。

 

※かつての北の富士-貴ノ花(父)戦は、先についた北の富士の手が「つき手」か「かばい手」かで行司と勝負審判が激しく揉めた有名な一番です。

「死に体」について詳しく知りたい方は、この相撲の映像を探してご覧になることをオススメいたします。

 

上記に引用させていただいた偽ケ濱親方さんの写真を見る限りでは、稀勢の里の体が生きているようにも見受けられますが、他の角度からの映像を見ると全然違って見えている可能性もあり、実際の相撲の流れなどから総合的に判断し、同体となったものと思われます。

 

これなら怒って当然です

結果、勝負審判の親方衆からしたら、ちゃんとルールに基づいてジャッジしているにも関わらず、「緊張感持ってやってもらいたい」だの「肌の色は関係ない」などと言いがかりをつけられたようなもの。

怒って当然なんです。

 

建設的な“物言い”になるのは、本当に正しかった時だけ

そもそも最初の白鵬関の批判発言自体、ちゃんとした批判になっていません。

「子供が見ても分かる相撲だ」とか、言っている内容が抽象的で、「先に稀勢の里の体が落ちた」といった具体的な指摘がないですよね。

批判したことそのものより、批判の仕方が問題だと思います。

白鵬関は、もしかしたら、(かなり好意的に捉えて)この後に続く若い外国人力士が差別的な判定に苦しまないように、というつもりで言ったかも分からないですが、指摘も的外れなうえ、審判の人種差別を証明する材料も何もないので、軽率な発言だったと言わざるを得ませんm(_ _)m

もう少し内容をよく吟味した上で発言すべきか考えれば、自ずと答えは見えたかと思います。発言するにしても、もう少し言い方に配慮すれば、与える印象は違っていたかもしれません。

でもそこがきちんとしていなかったゆえに、かえって、あまり相撲に詳しくない人達に間違ったルールを認識させてしまうお手伝いをしてしまいました。

残念なことです。

 

でも、悪いのは白鵬関だけではない

今回の件、白鵬関の方に落ち度があるのは明らかです。

でも、間違ったルール認識を広めてしまったという点から考えると、審判長の説明の仕方にも問題はあったかと思います。

あの時審判長は「両者の体が落ちるのを同時とみて」と説明しました。

確かに体が落ちるのもどちらが速かったか微妙ではありましたが、パッと見た限りでは稀勢の里の方が早いようにも見えなくはなく……

落ちる速度だけを基準にして見たら「白鵬が勝ってるじゃないか!」と思い込んでしまう人もいるかと思いますm(_ _)m

実際には足の甲がついたかどうかと、死に体だったかどうかが議論の対象になったのなら、そこをきちんと説明してほしかったです。

素人には難しくて伝わらないかもしれない、という配慮だったのかもしれませんが、こう言っているわたしだって素人です!!

素人だって、本当に関心のある人なら自分で調べて勉強するし、わたしみたいに面倒くさがりで全然調べない人でも、好きで毎日相撲中継見ながら説明聞いていれば、それくらいのルール、勝手に覚えるんです!

審判部はこれを機に、審判長に話し方教室に通ってもらうなど、もう少し館内のお客様への説明を分かりやすくする案を検討していただきたいです。

 

以上、白鵬関のことも審判部のことも本当は批判したくないけれど、正しい相撲のルールを知ってほしいペパーミントあいがお届けいたしました。

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